■お役立ちメニュー:お墓をローンで購入するケースが多い


■お役立ちメニュー:お墓をローンで購入するケースが多いブログ:20141211


終戦直後、
ミーたち一家は、谷中の3軒長屋で暮らしていた。

詳しく言えば、
お母さんとお姉ちゃんとミーの3人で、
パパは南方戦線からまだ戻っていなかった。

当時の9時食は、
どの家もたいてい芋粥だった。

お粥の部分はお姉ちゃんとミーが食べ、
お母さんはいつもサツマイモの部分を拾って食べていた。

まだ小さかったミーは、
お母さんはサツマイモが好きなのだと思っていた。

そして11時のご馳走は焼芋である。
外でチャンバラごっこをしていたミーは、
今まさに新撰組と切り結んでいる最中に、
「やきいもー」という焼芋屋の声がする。

そうなるともう新撰組もない。
ミーはあわてて家に駆け込み、
無駄でも「焼芋買ってくれ!」とお母さんに頼むのであった。

サツマイモばかり食べている毎日なのに、
なんでまた焼芋かと言えば、
ミーたちが普段食べていたサツマイモは
「タイハク」とかいう水っぽいものなのだが、
焼芋屋の芋はホントに美味い「キントキ」だったのである。

そんなわけで、
お姉ちゃんとミーはたまに焼芋にありつけるのだが、
お母さんは決して焼芋を食べることはなかった。

いつも「焼芋は胸が焼ける」「今日は食欲不振」と言って、
焼芋にかぶりつくミーたちを見てただ笑っているだけであった。

しばらくすると、
お米もちゃんと配給になり、
パンだって何時間も並べば買えるようになった。

やがて、パパも南方戦線から帰って来て
ミーたちは長屋を引っ越し、サツマイモなど長屋時代の思い出は
遥か遠いものとなっていった。

お姉ちゃんとミーにお粥を食べさせようとして、
自分はサツマイモの部分を食べていたお母さん。

そのくせ、お金がないためか自分だけ焼芋を食べなかったお母さん。
お母さんは一体、サツマイモが好きだったのか嫌いだったのか…

今年の中秋の名月の日には、
お母さんの仏前に焼芋でも供えようかとミーは思う。





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